地域の伝統と味を未来へ 令和4年モモ栽培サポーター養成講座 開講式
[2022.03.11]
JA尾張中央地域担い手支援協議会は9日、本店3階および本店指導ほ場で「モモ栽培サポーター養成講座」開講式を開きました。従来の募集告知に加えて、LINE公式アカウント上でも取組みを配信したことで、応募者は28人となり過去最多となりました。養成講座修了者の習熟度向上の為、応募者1人1人と面談を行い研修会に8割以上出席が可能な方を中心として、最終的に16人が同講座に参加。年間を通して摘蕾から摘果、袋かけ、収穫、整枝せん定等について座学と実習を通して学びます。
同講座は春日井・小牧を桃の産地として維持するため、桃栽培に関心のある地域住民が栽培技術を習得し、農家の支援ができるようになることを目的として平成25年に開講。同地区では最盛期の昭和35年を境に、宅地開発や担い手の高齢化・後継者不足で農地が減少しています。
受講生は「桃花台に住んでいましたが、地元の農業の事をほとんど知らずに働いていました。今後は第二の人生として地域農業を応援していきたいと思います」「友人からいただいた『しのおかの桃』がとにかく大好きで、私でも出来ることがあればと思い参加を決めました。農業経験はあまりありませんが、快く受け入れていただき感謝します」とそれぞれ意気込みを話しました。