地球に優しい肥料作り 小牧支部女性部
[2021.07.01]
小牧支部女性部は30日、小牧支店隣のコミュニティセンター2階で、EM活性液・ボカシ講習会を開催しました。講師には日本樹木医会の青山守男先生を招き、女性部員18人が参加しました。
EMとは、Effective Microorganismsの略で、「有効微生物群」を意味します。身近なものでは乳酸菌や酵母菌が挙げられます。
EM活性液はそのEMを培養し活性化させた液体のことで、さらにこの液体を米ぬかや油粕、魚粉、籾殻と混ぜ合わせ、発酵させることで、EMボカシができます。これらは化学薬品を使用せず、微生物の力のみを利用するため、地球環境にも優しい肥料となっています。
冒頭、青山先生は「EMボカシは、野菜クズや生ごみを使用することから、SDGsの観点からも推奨すべきと言える肥料です。また、EM活性液は野菜栽培の肥料としてだけでなく、洗濯や掃除にも利用でき、衣類や排水口に付着した汚れを分解し、カビの発生も抑えるなど、幅広い活用方法があります」と説明しました。
参加者は、この日作ったEM活性液とEMぼかし肥料をそれぞれ密閉容器に入れて持ち帰り、直射日光の当たらない暖かい場所で発酵させます。