大学生が考案「柿レシピ」発表 にぎわい事業
[2017.01.20]
中部大学(愛知県春日井市)の栄養管理士を目指す学生が19日、不二支店で柿部会員と加工品に関心がある生産者約10人を集め、考案した柿を使ったレシピを発表しました。
愛知県とJAが行う「産地直売所を交流拠点としたにぎわい創出事業」の一環です。事業は、JAの直売所「ファーマーズマーケットぐぅぴぃひろば」をモデルに直売所の課題を探り、消費者と生産者がより良好な関係を築くようにすることが目的。中部大学は「地(知)の拠点整備事業」の一環で、地域活性化へ向け、地域と一緒に現場で解決策を考える取組みを行っています。
この日、レシピを披露したのは応用生物学部食品栄養科学科管理栄養科学専攻の山口晴香さん(19)。考案したレシピは「次郎柿と大根のなます」「次郎柿の豚肉巻き」「富有柿のプリン」「富有柿の柿ジャム」の品種の違いを活かした4品。同JAの直売所「ファーマーズマーケットぐぅぴぃひろば」の柿販売コーナーで配布しました。
山口さんは「調理がしやすいことや子どもから大人までが楽しめるように考えた」と説明しました。
参加者は「柿と合う調味料は研究したか」「試作段階で美味しくなかったものはあったか」など質問が飛び交いました。
柿のレシピは、農業祭や来年の柿のシーズンに直売所で配布する予定です。