大学生が農家訪問 にぎわい創出事業
[2016.11.25]
中部大学の学生が24日、「産地直売所を交流拠点としたにぎわい創出事業」の一環で、直売所で柿を使ったレシピを提供するために、小牧市で果樹を栽培する伊藤農園を訪問しました。
産地直売所施設「ファーマーズマーケットぐぅぴぃひろば」をモデルに、直売所の課題を探り、消費者と生産者がより良好な関係を築くようにすることを目的に愛知県とJAが共同で事業を行っています。
中部大学は「地(知)の拠点整備事業」の一環で、まちの再生や地域活性化の課題に対して、地域と協働して現場で解決策を考える取組みを行っています。
この日農家を訪問した応用生物学部食品栄養科学科管理栄養科学専攻の山口晴香さん(18)は、「松本早生」の収穫体験をし、柿を栽培する伊藤真二さんに、柿の栽培方法や収穫時期を確認しながら、柿の種類・特徴・選び方などを質問しました。
伊藤さんは「柿は皮の近くが一番糖度が高いので、皮は薄く切るのがオススメ。柿のおしり付近がやわらかくなってきたときが、一番の食べごろ」などと柿について説明しました。
山口さんは「栽培の苦労を知っていた方が、料理を作るときにも力が入る。売られているものだけではなく、その過程をもっと知るべきだと思った」と今後の意気込みを話しました。
学生が考えたレシピは、12月に同直売所で柿を販売するコーナー横で試食販売を行う予定です。