
天狗なす初出荷 直売所に目新しい野菜
[2016.06.21]
グリーンセンター桃花台店で22日から、JA管内で初めて栽培する天狗なすの出荷が始まります。
桃花台産直部会野菜委員会と産直振興課が28年度事業計画で、産直店舗にこれまでにない目新しい野菜を置き、店舗の活性化につなげたいと提案しました。
天狗なすは1本の長さが25~30㎝、胴周り30~40㎝、重量400~1000gと、通常の5倍~10倍の大きさになり、天狗の鼻のような突起が出てきます。愛知の伝統野菜に指定されています。
JAが苗200ポットを負担し、桃花台産直部会野菜委員会の20人が約4㌃で栽培。規格は、長さ25㎝以上、重さ500g以上と統一しました。店頭では、試食やレシピを一緒に配布しながら販売します。
出荷は、9月上旬ごろまで続く予定です。
桃花台産直部会の穗積啓允部会長は「初めてのことなので挑戦のつもりで栽培したが、実がなって成功した。来年が本番のつもりで、これから消費者にどんどんPRしていきたい」と意気込みます。
産直振興課の浅井政幸課長は「これをきっかけに新しい品種の野菜を数多く出荷してもらい、直売所を盛り上げていきたい」と期待を込めました。