幅広い活動で健全な農家経営を 貸倉庫協会
[2017.05.12]
小牧市貸倉庫協会(会員140人)は12日、小牧支店で第47回総会を開きました。小牧地区の貸倉庫を経営する会員97人が出席し、平成28年度事業報告・収支決算、平成29年度の事業計画・収支予算、会費の賦課の全3議案を承認しました。
昭和40年に小牧インターチェンジを起点とした名神高速道路が全線開通したのに伴い、当地が高速道路交通の拠点となったことから、農家による貸倉庫が急増したのを受け健全な農家経営を目的として会員39人により昭和45年に設立しました。
関戸一敏会長が冒頭で「小牧市もリーマンショックの前に戻ったように活気があり、東京オリンピック・名古屋市でのアジア大会開催とリニア新幹線の開通までは続くように思っております。また、三菱のMRJが3年遅れになりますが、旅客ジェット機を納入が予定されています。当地区は大きな災害もなく47年が過ぎ、建物の老朽化と役員の高齢化を今後の問題点として会の運営を進めていきたいと思います」とあいさつしました。
平成28年度は6月に山陰地方への先進地視察研修会、7月には大島都弁護士を講師に招き貸店舗貸マンション協会と共催しての法務研修会「賃貸借契約と使用貸借契約~身近なトラブル」、3月には日本年金機構大曽根年金事務所厚生年金適用促進課職員による社会保険加入説明会「加入条件説明・質疑応答」などを行いました。
平成29年度も6月に先進地視察研修会、7月に法務研修会、翌年2月には個人青色申告指導会の開催など幅広い事業活動を計画しています。