振り込め詐欺を未然に阻止 陶支店に感謝状
[2017.09.15]
振り込め詐欺を未然に防いだとして、愛知県警小牧警察署は15日、陶支店に感謝状を贈りました。
詐欺未遂は8月25日に発生。同市内在住の80歳台の女性が来店し、300万円の振り込みを依頼されました。対応した吉田さんが、会話の中で不審な点が多く、振り込め詐欺の被害者ではないかと直感し、小早川支店長に相談しました。報告を受けた支店長が同署へ通報。駆けつけた警察官が聴取した結果、振り込め詐欺に遭っていることが発覚し、被害の未然防止につながりました。
同JAでは、日頃から利用客の取引内容や様子に気を配り、声掛けや注意喚起を積極的に行うことで振り込め詐欺の防止活動を行っています。小早川良支店長は「支店管内は詐欺に引っかかりやすい高齢の方が多い。これからもお客様の様子に気を配って、大切な財産を守っていきたい」と話しました。
鷲見敏彦署長は「最近、昔多発していたオレオレ詐欺がまた出始めており、平成20年頃の典型的な詐欺に戻りつつあるので注意が必要。金融機関の窓口は、振り込め詐欺を防ぐ最後の砦なので引き続き来店者への声掛けをお願いしたい。おかしいなと思うお客様がいたら、迷わず110番して下さい」と呼び掛けました。