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援農活動で桃のある景色を守りたい モモ栽培サポーター養成講座 開講式

[2024.03.18]

▲摘蕾の考え方を伝える愛知県農業改良普及課 佐野達也主任

 JA尾張中央地域担い手支援協議会は3月上旬、本店および隣接する試験ほ場で「モモ栽培サポーター養成講座」開講式と初回講習「摘蕾」を開き、今年度受講生となった13人が参加しました。

 春日井・小牧地区では、最盛期の昭和35年を境に担い手の高齢化や後継者不足などにより農地の減少が続いており、同地区を桃の産地として維持するべく平成25年に同講座が開講。今日まで援農活動の基盤づくりや地元農家への理解を進め、現在では養成講座の修了生54人で構成されるモモ栽培サポータークラブ員が管内桃農家の栽培支援を行っています。

 同講座の受講生は来年度からの本格的な援農活動を目指し、20回程の実習を通して摘蕾から摘果、袋かけ、収穫、整枝せん定等について栽培技術を学びます。

 開講式の自己紹介で受講生は「地元に住んでおり昔から桃に囲まれて育ってきました。農業の経験はありませんが、この風景を守っていくという気持ちを強く持って精一杯取組んでいきます」などと意気込みを話しました。

 次回は4月中旬頃に予備摘果の講座を予定しています。

▲資料を手に摘蕾の実習をする受講生

▲開講式の自己紹介で抱負を話す受講生

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