支店で開催の野菜講習会が好評 秋冬野菜栽培講習会
[2019.08.09]
▲不二支店2階で開かれた秋冬野菜栽培講習会の様子 |
不二支店で9日、支店ふれあい委員会による秋冬野菜栽培講習会が開かれ、野菜作りに関心のある26人が参加しました。
同委員会が支店管内で家庭菜園やプランターを利用しての野菜作りをされる方が増えてきているなか、野菜栽培に必要な肥料や農薬を学べる機会が身近にないとの声も聞くようになったことから、支店でその場を提供し、ふれあい活動のすそ野をさらに広げることが目的で、昨年8月に初めて開催し今回で2回目です。
JAの磯部隆之営農技術指導員が、ニンジンやハクサイなど13種類の秋冬野菜別に栽培の管理とポイント、代表的な病害虫と連作障害の対策などを説明し、参加者は一生懸命メモを取りながら熱心に学びました。
講義では「ニンジンは、種をまく直前に打ち込み板で畝の表面をまんべんなく叩き、土の粒子間を密着させ、水分量の保たれた土壌にします。そして、種をまいた後にも畝の上面を強めに叩き、種と土を密着させ、土中の水分を種にしみ込みやすくさせます。このように種まきの前後で土を叩くことで、ニンジンの発芽率をぐんと上げることができるのです」など、野菜栽培のコツをアドバイスしました。
参加者からは「わかりやすくて参考になったので、またこの講習会を開催してほしい。次回は土づくりに関してさらに詳しく聞きたい」など要望もありました。講義終了後の質疑応答の時間では、多くの参加者が次々と手を挙げ質問しました。
▲プロジェクターを使い、講義を行う磯部隆之営農技術指導員 |