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新梢管理で着色前に玉伸び向上を しのおか共選桃出荷組合
[2024.06.05]
しのおか共選桃出荷組合は3日、小牧市上末の鈴木晴美さんのほ場で共撰出荷前最後の現地指導会を開き、27名が参加しました。
小牧・春日井の桃栽培は、開花こそ1週間早かったものの収穫時期はほぼ平年並みになると見られており、産直施設では共撰出荷に先駆けて極早生品種「ひめこなつ」が出荷されるなど、今年度の販売が始まっています。県下で大量発生していたカメムシについては、この地域では越冬した個体が少ないことや、早期の注意喚起と防除とが実を結び甚大な被害は避けられています。今後、有袋栽培では吸汁による影響は少ないとみられていますが、中生品種出荷までは引き続き予断を許さない状況です。
講師を務めた杉山営農技術指導員は「朝晩の涼しい気候や少雨により生育は良好ですが、樹勢が強すぎると玉伸びが鈍化する為、新梢管理をしっかりとして着色前の玉伸びを意識してください。無袋栽培は引き続き病害虫の被害を受けないよう、注意深くほ場観察をしましょう」などとアドバイスしました。
しのおか共選桃出荷組合では、次回11日に「はなよめ」「ちよひめ」の目揃え会を予定しています。