新総代が農協の役割を考える 総代研修会
[2017.09.25]
犬山市犬山北古券の名鉄犬山ホテルで25日、総代研修会を開きました。8月に就任した総代348人が参加し、JAの事業概況や総代の役割について学びました。
冒頭、長谷川浩敏組合長が「組合員の方の声をもとに第6次中期3カ年計画を進めたいと思っております。総代・組合員の意見をお聞かせください」とあいさつしました。
研修では長田専務から、農協改革などの情勢報告。早稲田常務から組織・事業の推移について解説。纐纈総合企画部長が、総代・総代会の役割について説明。野村総務部長は、絆な作りとして創刊以来90年続いてきた家族雑誌「家の光」誌をチラシを使って説明。管内の身近な話題から農協改革問題まで幅広い農業情報を提供する「日本農業新聞」は、参加者全員に配り手に取り読んでもらいながら購読を勧めました。
「日本の食糧安全保障を守れ 農協の役割をあらためて考える」と題して行われた三橋貴明(みつはし たかあき)氏の講演では、現在の政治と絡めて日本の食糧安全保障が危機に瀕しているという現実の経済状況について解説。最後は「生産者一人あたりの生産量が増えることが生産性の向上である。生産性が向上すると所得が増え、実質賃金の上昇に繋がる」と結びました。