厳しい天候の中、優良果実並ぶ 小牧市農業祭
[2018.08.22]
▲イチジクの出来を確認する審査員ら |
JAと小牧市で構成される小牧市農業祭実行委員会は22日、小牧市役所で第34回小牧市農業祭総合品評会を開きました。市内の農家が、ブトウ21点、イチジク108点、梨12点を出品し、出来栄えを競いました。
審査の結果、最優秀賞に鬼頭克彰さんのブドウ、丹羽釼蔵さんのイチジク、沖野計治さんの梨が選ばれ、その他10点が入賞しました。
審査員の尾張農林水産事務所農業改良普及課の水谷浩孝専門員は「今年は春先の高温により、各樹種とも春の芽吹きが昨年より1週間ほどが早く生育が前進し、7月中旬以降は雨がほとんどなく、非常に高温となるなど、栽培管理には大変な苦難があった年だと思います。しかし、今回も品質のよい果実が数多く出品され、農家の皆さまの高い技術と努力が垣間見えるものばかりでした。その中でも出品された果実の揃いが良く、外観や糖度等に優れたものを最優秀賞といたしました」と講評しました。
品評会後は、出品物と直売用に用意されたブドウ・イチジク・梨が会場に並べられ、即売会が行われ開始前から整理券を求める市民でにぎわいました。
入賞者は以下のとおり。(敬称略)▽最優秀賞=鬼頭克彰(ブドウ)、丹羽釼蔵(イチジク)、沖野計治(梨) ▽優秀賞=西尾昇(ブドウ)、江口まさ子(イチジク)、桑原時男(イチジク)、松浦豊子(梨) ▽優良賞=杉浦勉(ブドウ)、横山哲司(ブドウ)、奥村茂勝(イチジク)、戸田正光(イチジク)、小島秀五(梨)、水野恵三(梨)
▲梨の出来を確認する審査員ら |
▲食味の違いなどを比べながらぶどうの出来を確認する審査員ら |
▲審査講評をする水谷浩孝専門員 |