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早生品種、高糖度で前進出荷 しのおか共選

[2016.06.11]

大きさ・形・色などを確認する生産者

箱のつめ方を確認する生産者ら

名果の杉本康男さんのあいさつ

活発な意見が出る目ぞろえ会

 しのおか共選桃出荷組合は11日、小牧市上末の小牧東部営農生活センター共選場で、桃の早生品種「はなよめ」「ちよひめ」の目ぞろえ会を開きました。

 生産者、JA担当者、市場関係者ら約50人が集まり、基準について確認しました。

 同組合の西尾光政部会長(67)は「色や形、詰め方を確認して出荷に備えましょう」と呼びかけました。

 今年は、県外でも6月中旬ごろから早生品種の出荷が始まり、例年より2~3日早い出荷となりました。

 管内の品質は開花が早かったが、気温が平年並みに推移したため小ぶりとなったものの雨が比較的少ない日が続いたため、糖度は昨年より2度ほど高くなりました。

 市場担当者は「色も昨年より良い。これからの天候も生育にかかわってくるので情報をつないでいきたい」と話しました。

 JAの担当者は「15玉を詰めるときは縫合線を斜めにするように」など出荷時の注意事項を説明しました。

 出荷は12日からスタートし、20日頃まで。21日には主力品種「日川白鳳」、7月上旬には「白鳳」の出荷を始める予定。同組合は市場をメインに全品種で約18000箱以上の出荷を目指します。

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