暖冬で花桃開花・野菜生育、早まる
[2020.03.23]
▲暖冬により開花が早まった裏庭の花桃と畑のナバナ(冬華) |
当JA豊場支店管内の組合員・岡島良次(りょうじ)さんの自宅裏庭に植えている赤・白・ピンクの花が交じる源平咲きの花桃が23日、満開を迎えました。
高さ約6㍍ある花桃の木は22年前、花桃で有名な長野県阿智村の住人から苗を分けてもらい、育ててきたものです。
今年は暖冬の影響で開花が例年よりも約2週間早いのですが、花付きは劣っているそうです。その原因は開花が早まった分、受粉率が下がったことが考えられます。
岡島さんは「暖冬の影響もあるが、22年前から育てている老木なので肥料も多めに与えていれば、花の付き具合も違っていたのかもしれない。来年こそはたくさんの花を咲かせたい」と話しました。
暖冬は野菜の生育にも影響を及ぼしています。裏庭すぐ隣りの約5㌃の畑で6種類の野菜を栽培している産直出荷会員で良次さんの兄・敬司(けいじ)さんは「ダイコン、ニンジン、里芋の種芋の収穫時期や、ナバナ(冬華)、春菊の花芽の付きが例年よりも約2週間早まっている。いつもなら3月いっぱいかけていた春菊の出荷もそろそろ終わる」と現状を話しました。
▲満開を迎えた花桃の木 |
▲白色の花桃 |
▲裏庭すぐ隣りの畑のナバナ(冬華) |