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本番に向けての田植え前授業 鷹来小学校

[2016.05.31]

臼田さんが種もみの小瓶を見せながら説明

苗も見せながら説明

最後に田植え網も見せてくれました

臼田さんの話に真剣にメモをとる児童ら

 春日井市立鷹来小学校5年生61人が31日、6月2日の田植え体験を前にJA職員と地元農家の臼田照夫さんから米作りの授業を受けました。
 
 全国的には「バケツ稲」を教材に取り入れる学校が多い中、同校では30年ほど前から水田での田植え授業を続けています。

 JA職員が、種もみと苗を見せながら田植えの基礎を説明しました。「苗を1株植えたら何本の稲になる?」などお米のクイズを出題すると児童らは楽しそうに取り組みました。

 臼田さんから「724.2㎡の田んぼに皆で力を合わせて共同で作業する。苗は鉛筆・箸と同じで指3本で持ち3本~5本に小分けして植える。田植え当日は爪を短く切っておかないと指の隙間に土が入って痛くなる」と本番で使用する田植え網を見ながら細かい説明を受けました。

 三浦亮教頭は「6月2日の田植え本番に向けて、苗を手で植えるなど米作りの苦労や大変さを学ぶことで、米作りに対する意欲が高まるきっかけになる」と話しました。

 秋には稲刈りをやる予定があります。

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