来年に向けてしっかりと準備を 桃生産部会現地指導会
[2021.08.24]
桃生産部会は24日、小牧市高根の鈴木明さんの桃園で、秋季剪定と病害虫防除についての現地指導会を開き、部会員39人が参加しました。
冒頭、同部会伊藤芳美部会長は「新型コロナウイルスの蔓延や長雨が続くなど、厳しい世の中となっています。一人一人身体には十分に気をつけて、これからの農作業に努めましょう」と挨拶しました。
尾張農林水産事務所農業改良普及課の佐野達也主任は「お盆以降から降水量が多く、せん孔細菌病などの病気が心配です。この時期にしっかり防除を行い、来年へ持ち越さないようにしましょう」と指導しました。
須崎静夫営農技術指導員は「秋季剪定では不要な枝を剪除することで受光態勢の改善と花芽、結果枝の充実を図ります。切りすぎてしまうと樹の生育が低下するため、30%以内を目安にしましょう」と説明しました。