校内でぶどう収穫体験 光ヶ丘小学校
[2021.09.07]
小牧市立光ヶ丘小学校5年生児童44人は6日、同市ぶどう農家の指導のもと校内でぶどう収穫を行いました。同体験は昨年に続き2年目で、近隣小学校では珍しい取組みです。ぶどう農家が自園の作業の合間をぬいながら、学校に出向いて栽培管理を行いました。
永井ぶどう園園主の永井泰博さんは、収穫方法について「収穫するぶどうの実には、病気の予防や鮮度を保たせる役割がある『ブルーム』という白い粉がついています。この粉が取れないよう、収穫する際には房ではなく茎を持って切りましょう」と説明しました。
児童は自宅用に「シャインマスカット」「BKシードレス」「ナイアガラ」から好きな品種を1房収穫した後、残ったすべてのぶどうは給食用に収穫し、翌日全校生徒で味わいました。
児童は「家の近くのぶどう園で農家さんの作業をよく見ているが、実際に自分で収穫してみると切るときに緊張した。農家さんから冷やして食べた方が美味しいと聞いたので、帰ったらしっかり冷やして食べます!」と笑顔を見せました。
倉知憲担当教諭は「農家さんが近くにいるからこそできる貴重な体験なので、子どもたちにより一層楽しく地元の特産物について学んでもらいたい」と話しました。