栽培から産直出荷まで経験! かすがい農業塾開講式
[2021.02.18]
JAと春日井市は春日井中央支店で16日、学習農園「かすがい農業塾」の開講式を行いました。農業に興味・関心を持ってもらおうと平成21年に開講。今年で13年目を迎え、卒業生は延べ235人になります。今年は江本勝義営農技術指導員と、同塾卒業生の田中日出男さん、田島司さんが営農アドバイザーとして講師を務め、市内在住の30代から60代の男女4人が受講します。
同講座は、将来独立して就農する人を育成する「担い手育成」に特化して実習を行います。取組む野菜も収益力のある品目に限定して栽培。今年度は昨年度に引き続き、ナス・トウモロコシ・キャベツ・ブロッコリーの4品目を栽培します。
また、これまでは毎週火曜日を講座日として週に1回活動していましたが、今年度からは「栽培~産直出荷」までをセットで経験できる講座内容となり、農繁期は毎日収穫や出荷を行うため、より実践的な講習となります。
森藤道徳営農指導課長は「今年度は農業未経験の方から、来年から新規就農したい、産直出荷をしてみたいという方まで受講していただいている。より実践的な講習を通して農業を楽しんでもらえたら」と話しました。