
桃の新年度スタート 桃生産部会現地指導会
[2017.08.30]
桃生産部会は30日、小牧市高根の鈴木明さんの桃園で、秋季剪定と病害虫防除を部会員41人が参加して学びました。
同部会伊藤初美部会長は「今年は驚くほどの雨が降ったが、最後はなんとか調子良く出荷することができた。来年の出来栄えはこの時期から左右される。一息ついたら来年に向けてまたがんばりましょう」とあいさつしました。
尾張農林水産事務所農業改良普及平晋一郎専門員は「春型病斑を作らないために9月上旬から10月に薬剤を散布してほしい。今年病害が発生した園地では9月10日までに第一回の薬剤防除を実施するように」と指導しました。
JAの杉山文一営農技術指導員は「秋の剪定は、切りすぎないようにハサミで切れるくらいのものを切るように。あまり切りすぎると逆に木が痛むので注意が必要」と実演しながら説明しました。
同部会は9月12.13日に良質・多収の栽培技術と販売促進ノウハウを取得するため、長野県に先進地視察を予定しています。