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桃コンクールで4人が栄冠  小牧市農業祭品評会

[2018.07.09]

▲真剣に審査する審査員ら

 JAや小牧市などで構成される小牧市農業祭実行委員会は、小牧市農業祭総合品評会桃(白鳳)コンクール大会を9日、JA本店で開きました。34回目となる品評会には、88点が出品され最優秀賞に西尾正義さんら4人が輝きました。

 県の農業改良普及課、果樹部会役員、JA担当者が、出品規格に定められた果実(16玉、18玉サイズ)の、着色・熟度・玉揃い・病害虫の有無、傷、糖度等を中心に比較して総合的に審査をしました。平均糖度は昨年より3.3度高い14.8度と過去3年で最も高い糖度となりました。

 長谷川浩敏組合長は「品評会後の即売会は地元農産物をPRできる。地産地消を進める良い機会であり、地域消費者に地元農産物の良さを知ってもらえる場だと思うので、しっかりつなげていきたい」とあいさつしました。

 愛知県尾張農林水産事務所農業改良普及課技術指導グループの水谷浩孝専門員が「今年は冬の気温が低く、3月以降の気温は高くなり、しっかり休眠した花芽が一気に開花したため、昨年より7日ほど早く生育が推移した。降水量、日照時間も適度にあったため、果樹の生育にとっては比較的適した年だったと思われる。非常に早い生育に合わせて作業をスピーディーに行うことは難しいが、全体的に外観、着色、玉揃い等も良く高品質のものが数多くみられた」と講評しました。

 主な入賞者は次の通りです。(敬称略)

△最優秀賞=西尾正義、西尾冨士夫、鈴木晴美、安藤正美△優秀賞=鈴木茂秋、西尾俊治、鈴木裕之、鈴木晋、木下健、鈴木至永△優良賞=野村満智子、鈴木利久、鈴木元、西尾幹行、梶川真智子、長谷川美子、落合恵美子、西尾正春

▲最優秀賞、優秀賞、優良賞を選ぶ審査員ら

▲外観、着色、玉揃いを確認する審査員

▲今年は88点の出品があった品評会

 

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