桃園で整枝剪定を学び実践 モモ栽培サポータークラブ
[2019.12.25]
▲会員に実演を交えて整枝剪定を指導する水谷浩孝専門員 |
JA尾張中央(春日井市・小牧市)地域担い手育成総合支援協議会は、小牧市上末の鈴木一己さんの桃園で25日、モモ栽培サポータークラブの会員を対象に「農園現地指導会」を開き、参加した8人の会員が桃の整枝剪定を学びました。
愛知県尾張農林水産事務所農業改良普及課技術指導グループの水谷浩孝専門員が「樹勢に応じて、強い場合は間引きを主体に、弱い場合は切り返しを多用します。剪定は、全体を見て、太枝を除去し、枝を配置し、再度全体を見て微調整をする順序で行います。枝の配置は新梢の出方を考え、配置間隔は長果枝で30~40㌢、中果枝で20~30㌢、短果枝で10㌢以上が必要です。短果枝・中果枝の先端の切りつめはしないように」など実演を交えて指導しました。
会員は、水谷専門員から教わったことを意識しながらそれぞれ慎重に樹の整枝剪定を行いました。
▲慎重に樹の整枝剪定を行う会員 |
▲枝を確認しながら剪定し、樹を整えていきました |