汗かいて農作業の苦労を学ぶ 柏原小5年生
[2017.10.27]
春日井市立柏原小学校の5年生131人が27日、総合学習の一環として6月9日に田植えを行った「あいちのかおり」の稲刈りと脱穀作業の体験を行いました。同校は、5年生が農業実習の集大成として6年前から学校前の水田で米作りを行っています。
この日は、体育館でJAの江本勝義営農指導員から「かまの取り扱いに注意してください。早く刈ることなく、ゆっくりひとつひとつ丁寧に残さず刈りましょう」と指導を受けました。
田に移動した児童らは稲を刈る人と束ねる人でグループになり、手際よく約4.12㌃の田を約2時間かけて昔ながらのカマで刈り取りました。体験後は、JA職員がコンバインでの稲刈り作業を披露しました。児童らは、雨で湿った藁をカマで切るのに苦労しながらも、友人らと競争しながら楽しんで取り組みました。この日は玄米160㌔を収穫しました。
コンバインでの稲刈りを見た児童は「私たちの1時間かけた作業がこんなにすぐできるなんて機械はすごい!」と驚いていました。
同校は、11月1日に行う収穫祭でもち米を使って餅つきを行う予定です。