生産者の技術力が光る品評会 高蔵寺地区農業祭
[2020.12.14]
高蔵寺地区農業祭実行委員会は11日、12日の両日、高蔵寺支店で第70回農産物品評会を開催しました。同委員会は、当JAと各部会、尾張農林水産事務所、春日井市で構成されており、生産技術の向上と地元農産品のPRのために毎年行っています。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、出品者に振る舞われていた豚汁や、自然薯の試食販売などの催しは行わず、品評会のみを開催し、丹精込めて作られた農産物296点(根茎菜類68点、豆類16点、葉菜類54点、果実類117点、いも類41点)が出品されました。
尾張農林水産事務所農業改良普及課の加藤奈由美さんは「今年は暖冬や長雨、高温少雨など気候変動が大きい一年でした。農作物の栽培には苦労があった中でも大変素晴らしい出来栄えの出品物が多く、生産者の技術の高さを感じられました。今後もさらに技術を磨いて安全安心な農作物づくりに励んでもらいたい」と講評しました。
審査結果は次の通り(敬称略)
◇最優秀賞 ▽春日井市長賞=大嶋健(だいこん)▽春日井市議会議長賞=小林國光(みかん)▽愛知県農業協同組合中央会会長賞=梶田博子(かぶ)▽尾張中央農業協同組合組合長賞=神戸静子(ゆず) ◇優秀賞 ▽春日井市農業委員会会長賞=右髙士一(ハッサク)▽愛知県信用農業協同組合連合会経営管理委員会会長賞=加藤春彦(はくさい)▽愛知県経済農業協同組合連合会経営管理委員会会長賞=伊藤鋭伸(キウイフルーツ)▽愛知県厚生農業協同組合連合会経営管理委員会会長賞=加藤なみ江(ばれいしょ)▽全国共済農業協同組合連合会愛知県本部運営委員会会長賞=加藤容子(さといも)