
知識向上でトラブル回避 法務研修会
[2016.07.27]
小牧市貸店舗貸マンション協会は27日、小牧市貸倉庫協会と協賛して小牧支店で法務研修会を開きました。
小牧市在住で、マンションや貸店舗のオーナー約50名が参加しました。同協会は、賃貸者の知識向上のため10年以上前から法務と税務の研修会を年に1回ずつ続けています。
同協会の林孝光会長は「勉強会に参加して身近なトラブルを防ぎましょう。今後も継続して研修会を開催していきたい」とあいさつしました。
講師に招いた都法律事務所の大島都弁護士が「賃貸借契約と使用貸借契約~身近なトラブル」と題して講義を行いました。
大島弁護士は「よくあるトラブルは、身内間の使用貸借。使用貸借は身内間が多く、親の土地の上に子どもの建物を建てるために、契約書を作る人はほとんどいない。この場合、建物所有目的の黙示の合意があったことになる」と事例を挙げながらトラブルにならないための法律の知識を分かりやすく解説しました。