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福島っ子が地産地消のお彼岸を味わう   JKV会

[2018.03.25]

 
 ▲お彼岸にちなんでぼたもちを味わう福島っ子ら

 

 JKV(JA尾張中央女性部・春日井地区・ボランティア)会の11人が25日、春日井市の市民団体「雨にも負けずプロジェクト」(雨プロ)の大学生らボランティア約15人と協力し、同市熊野町の寺院「密蔵院」の宿坊に3月24日~4月1日の9日間のホームステイに来ている福島県東日本大震災被災地の子ども約20人に、持ち寄った米や野菜などの食材で昼食に、お彼岸の季節にちなんでぼたもちを振る舞いました。

 ぼたもち(あん・きな粉)の他にから揚げと野菜・フルーツ盛り、豚汁、つくしの玉子とじも振る舞いました。ぼたもちのもち米・うるち米にあんの小豆、豚汁の味噌の大豆、野菜、果物は会員らの畑でとれたもので、ぼたもちのあんと豚汁には自家製の味噌を使いました。から揚げは、味がしみ込むよう事前に仕込み当日に揚げました。

 昼食前には、同会メンバーの指導による肩叩き棒作り体験を行い、チラシを細長く丸めて棒状にし約10本を、その形状に合わせた様々な色の布袋に入れテープで止める作業を子どもたちと楽しみ交流を深めました。

 同会の大島正子会長は「地産地消を掲げるJAの女性部として、自分たちで育てた食材で手作りの料理を福島からはるばる来てくれた子どもたちに食べさせてあげたい。毎年、子どもたちからいただくお礼の手紙を読むたびに元気づけられる」と活動に対する思いを話しました。

 雨プロは、被災した年の夏から大学生、社会人、地域の人ら有志が集まり活動を開始。放射能への不安を抱いたまま暮らす子どもたちをまとまった休みがとれる時期に愛知県春日井市に招く「福島っ子キャンプ」を続けており今回で21回目です。JKV会は、同JA春日井地区女性部が地域社会に貢献することを目的に平成27年の5月に立ち上げ、その年の夏からキャンプに協力しています。

 雨プロ・保養キャンプスタッフ長で中京大二年の波多野文哉さんは「子どもたちも私たちスタッフもJKV会の皆さんにはお母さんのようにお世話になっています。震災から7年が経ち、私たちは昨年の秋頃から春日井市内の駅で福島の子どもたちのための募金活動も行っております。皆さんのご支援・ご協力をよろしくお願いします」と呼び掛けました。

 
 ▲から揚げを盛り付け、ぼたもちを作るJKV会メンバーら
 
 ▲昼食前には、女性部員が肩叩き棒作り体験を指導
 
 ▲昼食後、JKV会の皆さんに対しお礼の手紙を読み上げる福島っ子ら

 

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