秋の収穫を楽しみに栽培、観察 陶支店ふれあい委員会
[2018.06.05]
▲ふれあい委員と一緒にサツマイモ苗の植え付けをする児童 |
小牧市立陶小学校の2年生57人が、サツマイモ苗植えを5日に行いました。JAの陶支店ふれあい委員会が、休耕地を借り受けて準備した「ふれあい体験農園」にベニアズマ80本、ベニハルカ70本の苗を植え付けました。同体験は今年で4年目を迎えます。
児童らは委員らから苗の植え方の指導を受け、植えた後は土が乾燥しないように藁を被せ、その上に土をかけ、じょうろでたっぷり水やりをしました。
じょうろの水は昨年、委員が畑に設置した縦90㌢・横117㌢・高さ100㌢・容量1100㍑の貯水タンクから入れたものです。このタンクは、これまで学校から畑まで歩いて水やり用の重い2㍑ペットボトルを持ってくる児童らの手間と、複数のポリタンクに補充用の水を入れ持ってくる委員らの作業の効率化を図るため元々委員が使っていたもを設置したものです。水は、委員が別の貯水タンクに水を入れて軽トラックで運び、機械を使ってタンクに移し替えています。
植え付けを終えると約30分間、児童らはサツマイモ苗の様子を観察しスケッチしました。
委員会では「農業を次世代につなげていくため管内の小学生にサツマイモ栽培をしてもらい鬼まんじゅうやポテトチップスなどサツマイモを使ったお菓子を作って食べてもらう」と今年も継続して事業を行うことを決めました。10月予定の収穫に向け、同支店職員らも天候を見ながら根が張るまで2週間ほどはしっかり水やりを行い、草取りなどに取り組みます。
▲ふれあい委員から苗の植え付け方の指導を受ける児童ら |
▲苗を植え付けた後、じょうろで水をする児童ら |
▲サツマイモの栽培を体験し観察を終え、最後は皆で記念撮影 |