稲刈りを堪能!待ちに待った126日間 神屋小学校
[2019.10.16]
▲かまを使って稲刈りを楽しむ児童 |
春日井市立神屋小学校5年生約40人は16日、学校近隣の田んぼで稲刈り体験をしました。同体験は、総合的な学習の一環で、地元農家7人の指導のもと行いました。
6月13日に学校から100mほど離れた約3㌃の田んぼで田植えしたうるち米「あいちのかおり」が稲へと生長し、それを5年生の児童がかまを使って刈り取り、麻紐(あさひも)で束ねるまでの作業を行いました。
稲刈り体験の前には、地元農家・落合正和(まさかず)さんが「6月の田植えから今日まで126日。1年の約3分の1をかけて稲へと生長した。刈った稲は水分があると腐ってしまうので保存するために2週間から3週間干して乾燥させる。それから脱穀(だっこく)で稲から籾(もみ)を外し、籾すりで籾から籾殻(もみがら)を除去して玄米にし、精米で玄米の表面を削り白米にする」と、稲刈りをしてから米として食べられるようになるまでの作業工程を説明しました。
収穫した米は、翌年2月に行う調理実習に使い、お世話になった農家と一緒に味わう予定です。
本取り組みは、JA共済の助成金を活用し実施しています。
▲刈り取った稲を麻紐で束ねる児童 |
▲麻紐で束ねられた稲が次々と積まれていきました |
▲稲刈りから精米するまでの作業工程を説明する地元農家・落合正和さん |