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米作りを楽しく体感して学ぶ 春日井市立西尾小学校

[2017.05.29]

1人2列ずつ苗を植え付けていく児童ら

思い思いに苗を植え付ける児童ら

田んぼに入り足の感触に興奮する児童ら

田植えを指導する地元農家・鵜飼昌仁さん

 春日井市立西尾小学校5年生と6年生23人は29日、総合学習の一環として春日井市西尾町の地元農家・鵜飼昌仁さんの水田で田植え体験をしました。鵜飼さんから苗の植え方の説明を受けた後、田植えを始めました。

 児童らは、普段は入る機会のない水田に足を入れると「冷たくて気持ちいい」と歓声を上げ、約10㌃の水田で苗を2~4本を持って2列ずつ植えていきました。途中、泥で汚れることも楽しみ「もっと植えたい」と30分ほどかけて「あいちのかおり」を田に植えつけました。

 田植え終了後、鵜飼さんは「米作りはただ苗を植えてお終いではありません。田んぼの水量調節や周辺の草刈りなど圃場管理、苗が虫食いや病気にならないよう病害虫防除など普段何気なく食べているお米は農家さんのこれらの苦労があってできあがります。給食のお米は一粒も残さず感謝して食べましょう」と米作りの大変さを伝えました。

 児童は「苗をまっすぐ列に植える難しさや泥で汚れたことなど、実際に体験して楽しく米作りを学べた」と笑顔で話しました。

 秋には稲刈りも児童らが行い、自分たちが収穫した米で調理実習を行う予定。米作り作業の大変さを身をもって感じることができた児童は、早くも収穫を楽しみにしている様子でした。

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