育てた大豆で豆腐を作ろう 志水小学校
[2018.02.08]
小牧地区女性部17名は8日、豊山町立志水小学校5年生児童60人と、豆腐作りを行いました。同学年担任教諭らがJAのホームページで同女性部活動の豆腐作りを見て依頼したことにより昨年から始まりました。各学年の児童が、全校あげての取り組みとして1人1鉢で野菜や花を育てており、原料となる大豆は5年生児童が自分たちの鉢で種から育ててきたものです。
冒頭で山本さわ子部長は「豆腐はスーパーですぐ買える身近にあるもので、作る機会はなかなかありません。大人になっても一生の思い出に残るように、育てた大豆の変化を観察しながら一緒に楽しく作りましょう」とあいさつしました。
豆腐作りは、夏休みに入ってからは児童が各家庭で育て収穫・選別した大豆を、一晩水につけミキサーにかけて鍋でゆっくり煮立てた後、搾った汁(豆乳)にニガリを加えて作りました。
豆腐作りが初めての児童らは7班に分かれ、自分達が育てた大豆が豆腐に姿を変えていく工程に興味津々で、豆乳の搾りかすは「味がしないドーナツみたい」、豆乳は「だんだん豆腐のにおいがしてきた」、ニガリは「舌がピリピリする辛さがある」と味見をして初めて口にする食感に驚いていました。
同学年担任の教諭は「大豆は植え付けをしてから実がなるまで時間がかかる。そこからさらに大豆から時間をかけて豆腐にする大変さを知って食べることで、食べ物を大切にする気持ちが学べると思う。また、今は簡単に買える豆腐を手作りで食べるありがたみも学習できたと思う」と笑顔で感謝を述べました。