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育てた大豆の変化を豆腐で味わう 本庄小学校3年生

[2018.01.12]

▲全体重をかけて一生懸命大豆をしぼる児童

 小牧地区女性部味岡支部14名は12日、小牧市大字本庄の市立本庄小学校3年生児童104人と、豆腐作りを午前・午後の2回に分けて行いました。原料の大豆は、昨年6月に同校の児童が女性部の協力で種をまき、育ててきたものです。

 同校では、約10年以上前から食と農業への関心を高めてもらうことなどを目的に、総合的な学習の一環として、児童が大豆の栽培から豆腐作りまでを行っています。

 冒頭で山本さわ子味岡支部長が「豆腐作りをする過程で皆さんの育てた大豆の匂いや形がどのように変化していくのかを学び、お店で売られている豆腐と自分たちで作り上げた豆腐の味がどう違うのか食べ比べてみてください」と笑顔であいさつしました。

 豆腐作りは11月に児童が収穫、選別した大豆を、一晩水につけミキサーにかけて鍋でゆっくり煮立てた後、搾った汁(豆乳)にニガリを加えて作ります。児童らは途中、にがりや豆腐のしぼり汁を味見し、「はじめは甘いけど後からしょっぱい」「にがくて舌がピリピリする」と初めて口にする食感を楽しそうに言い合いました。

 豆腐を作るのは初めてという児童らは「だんだん豆腐のにおいがしてきた」と鍋に入れた豆腐を交代でかき混ぜました。「今はシャビシャビなのにしっかり固まるのが不思議!」と自分たちが育てた大豆が豆腐に姿を変えていく行程に興味津々でした。

 豆腐とオカラが出来上がると、児童らは女性部員らに感謝の言葉を掛けて自分たちが世話をして育てた大豆の味を堪能しました。

▲豆腐の作り方を説明する山本さわ子部長

▲大豆を入れたミキサーに水を入れる児童

▲ミキサーにかけた大豆を鍋に移す児童

▲交代で楽しそうにかき混ぜる児童ら

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