落葉したらせん定の開始時期 産直ブドウ研修会
[2020.12.18]
営農指導課は18日、産直部会のブドウ生産者を対象に試験ほ場で「整枝せん定と今後の管理」についての研修会を行い、高品質な農産物の多収を目指す出荷会員23人が参加しました。
同ほ場では、巨峰やシャインマスカット、ブラックオリンピアなど計7品種を栽培。営農指導課が管理し、農業体験ツアーの収穫ほ場として利用したり、収穫したブドウを産直施設で販売したりと活用しています。
杉山文一営農技術指導員はせん定時期について「落葉したらせん定の開始時期。しかし暖冬の場合は、2月になると樹液が動き出し、3月にせん定すると樹液が出てしまうので、2月中旬までに行うのが良い」と説明しました。
参加した会員は「昨年はカメムシに甚大な被害を受け、栽培管理に苦労した一年だった。今年は高品質な果実をできるだけ多く収穫するために、整枝せん定をしっかりしていきたい」と話しました。