規格を統一して高品質出荷を確認 ウメ目揃え会
[2016.05.31]
ファーマーズマーケット「ぐぅぴぃひろば」とグリーンセンターの産直部会は31日、ウメの目揃え会をJA本店で開きました。統一しての目揃え会は、初めての取り組みです。
出荷のピークに向け、担当者や生産者ら約30人がウメを手にとり、大きさや基準を確認しあいました。
杉山文一営農指導員が、一等品の中でも大きさによって分類し、キズがあるものは二等品、キズが大きいものは出荷しないなどと出荷基準を説明しました。
管内では、約16㌶で栽培し、今年は約8万㎏の出荷を見込んでいます。
杉山営農指導員は「今年は比較的玉が小さいが、きれいな出来栄えで、実が良くついている」と出来栄えを評価しました。
ぐぅぴぃひろば職員の光田健一さんは、「出来が良いものと悪いものを両方出荷しても、出来の悪いものが残ってしまう。残った出来の悪いものしか見ていない消費者には、出来の悪いものを作る生産者であると思われてしまいがち。ラベルの貼り方に、“訳あり”や“キズあり”など工夫が必要」と販売方法を説明し、売り場について、訳あり商品の陳列棚を作るなど工夫していくことを呼びかけました。