親子でかかし作り体験 第2回農業体験ツアー
[2017.07.22]
「農業の応援団を増やして直売施設ファーマーズマーケットぐぅぴぃひろばの認知度を高めたい」と農業振興部営農企画課が22日、「第2回農業体験ツアー」を開き親子7組16人が参加しました。
今回の農業体験は、使わなくなった衣類やタオルを使った「かかし作り」に挑戦しました。第1回農業体験ツアーのバケツ稲作体験で植えた稲を観察するだけでなく、子どもが楽しめるイベントを盛り込もうということで、稲を守るためのかかし作りに取り組みました。
毛利公彦営農企画課長は「昔は人形やキラキラ光るもので鳥などを寄せ付けないように知恵を出して農業をしていた。昔の農家がかかしをどうして作ったのか、またかかしの構造を学んでもらいたい」と呼び掛けました。
子どもたちは仕様書に従って、各自で持参した衣類やタオルにかかしの顔を描いたり、竹でかかしの骨組みをつくるところは親に協力してもらうなど思い思いの発想で一生懸命かかしを作りました。
完成後はかかしコンテストを開催し、参加した親子は①かかしの名前②工夫した点③PRポイントをナスのマイクで審査員に向け発表しました。「目が離れているので広範囲を見守ることができる」「ボールを持たせてボールで鳥を追っ払う」など子どもらしいコメントが飛び交いました。
最優秀賞は、靴下で編み込んだ髪の毛が風になびいて鳥を寄せ付けないようにしたり、刀を持たせるなど様々な工夫がされていたと評価され「カリブジャック」が選ばれました。最優秀賞には、ナス(長ナス・天狗ナス)やキュウリ・黄ウリ・カラフルピーマンなど管内の農家さんが作る採れたて夏野菜セットと桃(白鳳)を、また参加者には参加賞として桃(白鳳)が贈られました。
次回は、10月28日に稲刈り体験を行う楽しい企画があります。
▲かかしの顔を描く子どもたち