
賃貸住宅のリノベーション見学会 小牧不動産センター
[2019.09.12]
小牧不動産センターは9月12日、小牧不動産管理物件オーナー向けに「賃貸住宅リノベーション~事業再生の見学会~」を開催し、小牧市のオーナー11人が参加しました。
今回の見学会場となったのは、8月30日に新たにリノベーションが完成した小牧市応時にある「エデン」の一室、築20年・53.28㎡の1LDK。もともとはファミリー向けの物件でしたが、このエリアでは“若者の一人暮らし”や“カップル・新婚”で暮らしている人が多かったため、若年層のニーズを反映させました。防犯面からは「カラーモニター付きインターホン」を取り入れ、使い勝手の良い収納や「追い焚き給湯」など、快適な生活ができるような工夫が満載です。
当JAでは管内管理物件で空き部屋を対象に、間取りから内装・配管等すべてをゼロから考え直し、新しい価値を生み出す“リノベーション”に取組んでいます。リノベーションは、時間を経て古びた内装を新築の状態に近づけるためのリフォームとは異なり、これから住む人たちの暮らしに合わせて機能を刷新し、新たな魅力を創り出すことができます。
JAあいち経済連建設部賃貸管理センターの山田義浩さんは「実際に賃貸オーナー様にリノベーションした物件を見学して頂くことで、“なぜそこにお金をかけることになったのか”を知ってもらうきっかけとなる。興味をもって頂いたオーナー様には、“今後どのような経営をしていくか”を設計や投資の面から一緒に考えたい」と見学会の大切さを話されました。
見学したオーナーは「アパート1棟ごと建替えることは、現在住んでいる方もいるのでイメージできなかった。しかし、今回のように空きができた部屋ごとに“リノベーション”という形で内装を変えることで、新しい入居者に繋ぐことができる。時代のニーズに対応した部屋作りを考えていきたい」と意気込みを話されました。