農業者と消費者の接点として拡充 出荷者大会
[2016.06.02]
ファーマーズマーケットぐぅぴぃひろばは2日、春日井市松本町の同店舗内で第1回出荷者大会を開き、平成27年度の事業報告と平成28年度事業計画を確認しました。出荷者・職員を中心に230人が出席しました。
式終了後は、日本最大級の直売所施設・株式会社げんきの郷の石橋勝彦執行役員が「農産物の増産と出荷時期の分散について」と題した記念講演で、成功の秘訣を伝授しました。
安藤茂市組合長は「オープンから1年が経ち4月22日(金)~24日(日)の1周年セールでは地域の方がたくさん来られ盛況だった。平成27年度の来店客数は46万人、取扱高は7億8千万という結果を挙げることができた。今後も、産直事業を農業者と消費者の接点として拡充して参ります」とあいさつしました。
愛知県尾張農林水産事務所の宮田広光所長は「3月に〝食と緑の基本計画2020〟を策定しました。本県の強み特色を活かした12のプロジェクトの中に〝直売所の交流・感動拠点プロジェクト〟と題したものを考え、FMをモデル店といたしました。県として積極的に支援していきたい」、愛知県農業協同組合中央会担い手対策部の篠辺真吾次長は「都市化の進んできた地域ではFMという直売所はJAの一番大切な取り組み。皆さんには、他の生産者と違う時期に出荷できるよう種まきや苗植えの時期を変えてみたり、今まで作ったことのない珍しい農産物を栽培してみたりと何か1つチャレンジをしていただきたい。地域の方に喜ばれ、皆さんの作られた農産物が少しでも良い値段で売れるかもしれません」とそれぞれ激励しました。
大会最後には出荷者全員で大会スローガン唱和を行い、意思統一を図りました。