農産品コンクール、入賞者決定 春日井農業祭
[2017.11.12]
当JAや春日井市などで構成される春日井市農業祭実行委員会は11日、12日の両日、同市八田町の春日井中央支店で「秋の農業祭」を開きました。市内農家の生産技術向上と市内の農業を市民に知ってもらう目的で、毎年開いています。
会場では秋作農産品コンクールをメインに、花類の青空市、豚汁の販売、家庭果樹の剪定教室、チャリティーバザーなどの催しで大いに賑わいました。
品評会には市内の農家123人から野菜、果物など529点が出品され、各部門で品質が競われました。
尾張農林水産事務所農業改良普及課の岩田隆主幹は「今年の気象が6月の空梅雨から始まり夏の日照不足、9月・10月に長雨が続いて、さらには台風が立て続けに発生するなど農作物を育てるのに大変な苦労があったと思います。果実の部では、柿を始め全体的に揃いの良いものが多くその中で、大きさ・玉揃い・外観に優れた柿を優秀賞に選びました。野菜類その他の部では、サトイモ、ダイコン、キャベツにおいては、外観・形状・揃いが優れたものが多かったです。野菜も果物も出品物はいずれもすばらしいものばかりでした」と講評しました。
出品物の即売会にはファンも多く、朝8時前から並び始めた約300人が正午からの開場を待ち、販売が始まると約1時間で完売するほどの盛況でした。
審査結果は以下のとおり。(敬称略) 優秀賞=髙見堂三千子(柿)、稲垣昇(さといも)、河口久雄(だいこん)、田中日出男(キャベツ)