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農薬・肥料散布の省力化に貢献 ドローン試験飛行【🎥動画あり】

[2020.09.25]

▲ドローンによる農薬散布の試験飛行(散布溶液は水)

 営農企画課は24日、スマート農業推進取組の一環として、ドローンによる農薬・肥料の散布試験を(株)DSA協力の元、春日井ライスセンターで行いました。

 ドローンは近年、活用方法について多方面から注目を浴びており、災害支援、物流、保守点検などをはじめ、様々な分野で検証・導入が進められています。農業分野においては、スマート農業が掲げる、ロボット技術やICTを活用して超省力・高品質生産を実現させる手法の一つとして活躍が期待されています。

 農林水産省では平成31年3月に、”ドローンに適した農薬”について新たに200剤の登録を推進する目標を立て、”ドローンに適した農薬”の登録数の拡大を図っており、法整備やガイドラインについても環境が整ってきている状況です。

 今回用意されたドローンは、下部に大型の貯水タンクを備えたもので、総重量はおよそ15kg。(バッテリーパック2基装着、貯水タンク満タン時)持ち運びの際は、プロペラ部周辺を取り外すことで、積載性を向上しています。また、1時間の充電でおよそ10分の飛行ができ、熟練された操縦者であれば1反(10a)当り1分ほどで散布が可能。さらに、機体にGPSを備える事で自動運転や、ティーチング機能による柔軟な飛行を実現しているのが特徴です。

 毛利公彦農業振興部長は「コスト面は課題だが、大幅な省力化が期待できる。試験飛行を重ねて運用方法を確立し、現場での導入も検討していきたい。」と話しました。

 今後については、秋初頭に別のほ場での試験飛行を予定しています。

▼当記事の45秒ニュース(動画)

▲試験飛行前の入念なチェック

▲下部の貯水タンクに水を注ぐ営農企画課長

▲飛行前の説明を聞くJA職員と組合員

▲保護ヘルメットと操縦コントローラー

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