
野菜栽培のコツを学び見つめ直し 野菜栽培講習会
[2018.08.06]
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▲ 小嶋営農技術指導員による野菜栽培講習会 |
田楽支店で6日、支店ふれあい委員会による秋冬野菜栽培講習会が開かれ、管内農家を中心とした約30人が参加しました。秋冬野菜栽培の留意点を学んで生産者間の情報共有を目的とし、高品質多収による生産者の収益向上と農業に対する意欲向上を目指します。
産直施設に出荷している農家から家庭菜園を楽しむ初心者まで幅広い受講者を対象に、JAの営農技術指導員が栽培技術の指導や自身の経験に基づいた栽培のコツを伝授しました。支店ふれあい委員会活動の一環として始まり、今年で4年目となります。
講習会では、小嶋富士雄営農技術指導員から秋野菜の栽培に入る前に行う夏野菜の8月の畑仕事、キャベツ・ニンジン・ハクサイ・ダイコンと秋冬野菜の栽培ポイント、秋まき野菜播種適期、秋冬野菜病害虫防除など熱心に学び一生懸命メモを取りました。
講義の中で小嶋営農技術指導員は、秋まき野菜播種適期の説明時に「基本的に、温度(その品種の発芽適温)、水分、酸素の3つの条件を満たせば種子は発芽します」「タマネギは早まきすると抽苔(ちゅうだい)するので苗は大きく作らないように」「ソラマメ、エンドウは早まきして大きくなると冬に寒害の被害を受けます」などのアドバイスをしました。
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▲ホワイトボードで図説も書きながら説明する小嶋営農技術指導員 |
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▲講義を真剣に聞き入る参加者ら |
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▲熱心にメモを取りながら講義を受ける参加者 |