金融機関を狙う強盗事件対策 高蔵寺支店防犯訓練
[2016.08.16]
高蔵寺支店は16日、金融機関を狙う強盗事件を想定した防犯訓練を行いました。
春日井警察署が協力し、支店職員17人が本番さながら真剣な表情で取り組みました。
訓練は、男性署員が犯人役を務め、模造拳銃を持って入店。天井に向かって一発発砲すると「金を出せ」と脅迫。支店長が渡した現金を持って車で逃走する想定でありました。
職員は役割に応じて、110番通報したり、カラーボールを持って犯人を追いかけたり、犯人の特徴を記憶するなど、それぞれの役割に沿った対応をこなし、確認し合いました。
訓練後、同署生活安全課の署員から「知らせる・待たせる・覚える・追いかけることが重要。最近は客が人質になることもあるので、客がいた場合も想定しておくように」と講評を受け、対応策を学びました。
同署によると愛知県下では平成25年に8件、26年に1件、昨年は5件発生しており、このうちカラーボールを投げた場合はすべて検挙されています。