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食べる力と生きる力を養う 「子ども食堂」

[2017.04.10]

来店者に接客をする小学生

受付も小学生がお手伝い

家族で訪れた利用者

ワケギご飯のカツカレー小松菜添え

 小牧市を中心に子育て支援・食育活動に取り組むボランティアグループ「もぐもぐ倶楽部」は9日、同市小牧の「健康食堂 梅の家ぷらむはうす」で子ども食堂を開きました。
 
 同倶楽部の代表であり、同食堂店主の小久保直好さんが企画し昨年9月から月に1度、定休日を利用して開いています。こうした試みは全国に広がっていて、食材は地元企業や地元農家が提供します。小久保店主は「孤食の子どもたちのために居場所や役割を作ってあげたい。食べる力をつけて、生きていく力にしてほしい」と同倶楽部に提案し、賛同した同倶楽部メンバーによって始まりました。

 この日はワケギごはんのカツカレー小松菜添えとチーズケーキを約80食分用意しました。

 ワケギを提供した桜井好子さん(65)は、JAと同市が行う「農業体験講座」の卒業生です。桜井さんは「しっかり勉強して自分で作った野菜を子どもたちに食べてもらいたい」と昨年4月から1年間同講座を受講しました。桜井さんは「農業講座で与えられる畑は広く量もたくさん採れた。地元で採れた野菜を食べて野菜好きの人が増えてほしい」と笑顔で話します。

 カレールーには人参、玉ねぎ、セロリ、ピーマンを細かくして混ぜ合わせ管理栄養士の資格を持つ小久保店主や同倶楽部のメンバーらが健康面を考えたメニューで腕をふるいました。

 市内の小学生6人もボランティアとして参加しご飯を盛りつけたり、集金をしたり、テーブルに花を飾るなどして協力しました。

 小久保店主は「いつかは地域全体に活気があふれ、地域のどこもが子どもたちの居場所となり子ども食堂が必要なくなるような社会になることを願っている」と話します。

 料金は小学生以下100円、中学生以上は300円です。子ども食堂は毎月第二日曜の午前11時から午後2時30分までです。同食堂は、今後も野菜を提供してくれる協力者やボランティアを募っています。

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