高齢者の交流の場を広げる 虹の会総会
[2017.04.05]
助け合い組織「虹の会」は5日、小牧コミュニティセンターで第15回総会を開き、平成28年度活動報告・収支決算書と平成29年度事業計画・収支予算、役員改選の3議案を承認しました。
安藤すえ子会長は「近頃、普通の生活が幸せだと身にしみて感じています。元気や喜び、安心感を皆さんに与えることが虹の会の目的です。これからもたくさんの行事に参加してもらいたいです」とあいさつしました。
安藤茂市組合長は「現在8人に1人が75歳以上と高齢化が進んでいます。虹の会活動に繰り返し参加することが健康につながります。健康でいられるように、安藤会長を中心に活動を続けていただきたい」と激励しました。
同会は少子高齢化社会に対応するため、組合員とその家族、地域住民が互いに力を合わせ、助け合い活動を通じて安心して暮らせる地域づくりを目指しています。
平成8年に旧JA小牧市で発足し、現在は無償でミニデイサービスの支援を行う「協力会員」50人と、会の趣旨に賛同し資金協力を行う「賛助会員」70人で構成されています。昨年度の小牧・味岡・大草地区の「ミニデイサービス参加人員」は延べで367人でした。
今年度はミニデイサービスの実施、助け合い組織活動交流会への参加、介護食実習などが計画されています。
平成29年度新役員は、28年度に引き続き会長に安藤すえ子さん、副会長に西尾まゆみさん・杉原公弥子さん、理事に假屋啓子さん・倉知ひで子さん・西田鋭子さん・荻須千代子さん、監事に平本寿恵さん・小島政子さんの9名を任命しました。
総会終了後、小牧警察署生活安全課の宇野友紀子さんによる記念講座「小牧市の防犯」で、小牧市の詐欺や空き巣等の被害の現状を学び、防犯意識を高めました。
午後から、ウォーキングのインストラクター資格を持つ職員による「虹の会ウォーキング講座」を行い、小牧の町中を1時間ほどかけてウォーキングしました。