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鳥獣害対策にドローン活用 小牧市スマート農業推進研究会

[2020.06.29]

▲桃園でドローンを試験飛行

 小牧市スマート農業推進研究会は、(株)サイポート協力のもと24・26・27日の3日間、小牧市上末の桃園上空でカラス等の鳥獣被害低減を目的に、ドローンの試験飛行を行いました。今回はカラスが活発に活動するとされる早朝(5時半から約1時間)に実施。3日間を通じて飛行区域内で確認したのは数羽だったものの、飛来してきたカラスはほぼ追い払うことができました。
 近年、果実食害が多発しており、現在はテグスや音、カカシなどを組み合わせて対策しています。しかし一時的には効果を発揮するものの、カラスの学習能力は高く、慣れの問題が発生するため、安定した効果は見込みにくいとされています。また最も確実な方法は防鳥網ですが、かなりのコストが必要となります。
 ドローンをはじめとするロボット技術やICTなどを活用した「スマート農業」が推進されている今、鳥獣害対策にも活かせないかと研究が始まっています。今回はその初段階で、試験飛行前後のカラスの飛来状況を調査し、今後の果樹農業における活用を検討していきます。
 今回は、自然界で危険だと認知される「スズメバチカラー」(黄と黒の縞模様)のドローンを使用。色や機体に慣れを生じないか継続的な運用が必要となります。カラス飛来の検知からドローンの離着陸、充電までを自動化できればドローンによる鳥獣害対策が実用化されます。
 尾張農林水産事務所農業改良普及課の水谷浩孝専門員は「現時点では、鳥獣害対策用のドローン活用は研究が始まったばかり。今後試験を重ね、設定した航路をドローン単体で自動飛行できるのが最終目標。労力・コストの両面で生産者の負担にならない対策を提案していきたい」と意気込みを話しました。
 今後、桃の各品種(白鳳:7月上旬/なつっこ:7月中旬/愛知白:7月下旬)、ブドウ(8月下旬~9月)の収穫時期に合わせて試験飛行を行う予定です。

▲自然界で警戒される「スズメバチカラー」

▲ドローンで撮影した写真や動画を記録

▲最終目標はドローンの自動飛行

※本試験は令和2年度スマート農業総合推進対策事業のうち「次世代につなぐ営農体系確立支援事業(産地の戦略づくり支援)」を活用・実施しています。 

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