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「こまきゴールド」初出荷に向け出荷工程大詰め

[2023.06.27]

▲選別工程のサイクルタイムを計測する関係者

 「こまきゴールド生産推進協議会」の事務局を務めるJA尾張中央と愛知県尾張農林水産事務所農業改良普及課は6月中旬、来年度の「こまきゴールド」初出荷に向け、出荷作業工程のシミュレーションを実施、収穫から産直出荷までの一連の流れを関係者で確認しました。

 「こまきゴールド」は、平成24年に山田利宏さんのほ場で「みさか白鳳」の枝変わりで出来た早生の黄桃品種。令和3年にはブランド化促進のため生産推進協議会を設立し、苗木を配布したり定期的に栽培指導会を開催するなどして産地の基盤づくりを進め、令和4年度に品種登録をしました。

 初出荷を来年に控え、事務局は個人出荷の多い管内生産者の作業負荷軽減と、産直施設ごとに売れ行きの異なる販売規格の柔軟性を両立する方法を模索。新たな工程では、生産者から秀品・優品のみの2規格でコンテナ集荷し、次の検査員による目視工程で音声式重量判別機を採用し秀品(大)・秀品(中)・秀品(小)・優品の4規格に手早く選別します。

 今回のシミュレーションでは早生品種「はなよめ」を「こまきゴールド」に見立て、各作業工程のサイクルタイムを計ったり、効率的な人員配置や各機材の設置状況など確認したりするなど、本番を想定して行われました。

 森藤道徳営農指導課長は「期待の新品種なので、1つ1つの工程を妥協のないように確認していきたい。生産推進協議会の会員や産直スタッフとも協力しながら、より良い方法を模索していく」と話しました。

 「こまきゴールド」は、3年後を目処に産直店舗へ3万個の出荷を見込んでいます。

▲シミュレーション用の桃を収穫する職員

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