キャッシュカード聞かれたら要注意　豊場支店詐欺被害を防止

［2024.08.28］

▲渡邊署長㊧から感謝状を受け取った豊場支店職員

　豊場支店の上田支店長と久米さんの2名は28日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、西枇杷島警察署から感謝状を贈られました。
　当事案の発生は７月初旬、支店窓口に「役場から『キャッシュカードが古いから手続きが必要』と言われた」と言う利用者が来店したことでした。「役場がキャッシュカードについて聞くことは無いはず」と考えた久米さんは直ちに次長に相談し、次長が利用者から詳しく話を聞くと、不審な点が見られることから警察に連絡。その間に、暗証番号を伝えてしまったという口座の停止処理を行い被害の発生を防止しました。
　久米さんは「普段から詐欺の発生事例について支店内で情報を共有しており、昨年には西枇杷島警察の方から詐欺について話を聞く機会もあったことから、すぐに気づくことができました。これからも詐欺被害の発生防止に向け、情報収集に努めたいです」と話しました。
　渡邊署長は「近年は特殊詐欺の発生が多く被害も多額となっています。今後も日頃から注意喚起を継続していただきたいです」と話しました。