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ターゲットは「フェイスブック顧客」 桃ジェラート

[2016.09.28]

桃畑の前でジェラートを紹介する伊藤さん

 小牧市で桃を栽培する伊藤真二さん(33)は、インターネット上の交流サイト「ファイスブック」を活用して、新規顧客をこれまでの約1.5倍~2倍に伸ばしています。

 「ファイスブックを見てきました!と初めて直売所を訪れた客に、記憶に残って帰ってもらいたい」とJAの営農企画課と協力して、フェイスブックを利用する40代をターゲットに高級感のある2層構造の「桃ジェラート」を開発しました。桃とミルクの相性が良く口の中でとろける味わいです。

 もともとIT系の企業で働き、就農して3年目の伊藤さんは、桃をメインに約1.3㌶の農園を両親と3人で栽培します。常連客には愛されているが、新規のお客さんに知られていないことを問題に感じ、就農と同時期にフェイスブックを立ち上げました。
 
 フェイスブックに投稿するときは、検索されやすいように“小牧市”“篠岡の桃”などのキーワードにハッシュタグ(「#(半角のシャープ))をつけて投稿するようにしています。昨年の高温多雨の影響で桃の出荷量が半減。スーパーやグリーンセンターを訪ねても桃がないのでインターネットで近隣の直売所を検索する客が増加したことがきっかけで、検索すると伊藤農園がヒットするようになりました。

 新規顧客向けに開発した「桃ジェラート」は、桃「白鳳」を約50%使用した2層構造で、上の層が桃のソース状になっており、下の層はミルクベースに桃が40%入っています。

 岐阜県多治見市の業務用食品メーカーに依頼し、種を抜いた7㎏を使って175個製造。1個(110ml)380円で春日井市の直売所「ファーマーズマーケットぐぅぴぃひろば」で販売しています。直売所での販売は出荷が始まる来年の夏に開始します。

 伊藤さんは「新規顧客の増加は本当に嬉しい。一見さんが、わざわざ農園を探して訪ねて来てくれたときにジェラートを提供したい」と夏の出荷を楽しみにしています。

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