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ハチの生活丸分かり コガタスズメバチ

[2020.10.20]

▲ハチの巣を間近で観察する落合さん

 春日井市神屋町在住の組合員・落合惠子さんは7月下旬、自宅縁側の窓ガラスに張り付くように作られたスズメバチの巣(直径21cm)を見つけました。
 落合さんの自宅では、ハチの巣が作られることは珍しいことではありませんが、窓ガラス過ごしに作られたことは初めて。白い綿のようなものに包まれた卵や2~3cmほどの幼虫が小刻みに動く姿、また働きバチが餌を与える様子などもはっきりと目視が可能です。窓ガラスにくっつくようにして作られたため、近くで観察しても攻撃することはなく、巣内部の活動状況を把握・確認することができます。
 あまりの珍しさから中日新聞近郊版へ記事が掲載されたところ、2つのテレビ局から取材班が訪れ、夕方のニュースにて報道されました。訪れたスズメバチ研究者も「これまで1,000以上の巣を見てきたが、こんなにも巣の内部がはっきりと確認できたのははじめてだ」と話しました。
 今回見つかった巣は、スズメバチの中でも比較的おとなしい『コガタスズメバチ』。凶暴な性格のキイロスズメバチ等、他と比べても攻撃性は少ない種類です。また、コガタスズメバチは壁面に近い箇所で巣を作ると、後ろ側(壁面の方)の壁を作らず壁面を利用することがあるため、今回のような巣が作られたとされています。
 落合さんは「今年の夏はいつも会いに来てくれる孫にも会えず、さみしい思いをしていた。けれどハチが素敵な縁を呼び、たくさんの人と話をして充実した夏になった」と話しました。
※なお、スズメバチの活動期間は11月頃までなので、引き続き注意が必要。

▲ハチの巣の内部

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