
伝統と熟練の技が光るしめ縄づくり 高蔵寺地区女性部
[2024.11.13]
高蔵寺地区女性部は12、13日の2日間、高蔵寺レインボーセンターでしめ縄・リースづくりを行い、延べ60人が参加しました。
藁細工に使用される材料は全て部員が手作業で調達しており、夏の青田刈りから稲の天日干し作業を経て、細かな飾りや稲穂の一つ一つまで丁寧に準備しています。制作作業では松本あつ子部長の指導を中心に、部員たちがそれぞれ協力しながら編み込み作業に取り掛かりました。
松本あつ子部長は「最初から固く締めようとせず、柔らかくなってくる部分まではゆっくりと締めていきましょう。捻りすぎると短くなったり曲がったりするので、力加減に気をつけてください」等とアドバイスを送りました。
参加した部員は「今年で5回目ぐらいの参加ですが、綺麗に編み込むのがまだまだ難しいです。この作業をしていると年末が近づいてきたなと実感して、気合が入ります」と話しました。
今回制作したしめ縄は、来月中旬に開催される高蔵寺農業祭で販売される予定です。