
例年より少し遅い開花 桃の授粉作業最盛
[2025.04.04]
現在小牧市と春日井市では特産品の桃の花が満開を迎え、生産者は桃の人工授粉に取り組んでいます。
人工授粉は、花粉の少ない品種には欠かせない作業ですが、樹勢を強め、玉伸びの良い実を作ることなどを目的に品種に関わらず授粉作業を行っている生産者もいます。
晴天に恵まれた4日、小牧市高根の伊藤真二さんの桃畑でも作業が始まりました。畑一面にピンクの花が咲き誇る中、花粉の少ない品種「川中島白桃」を中心に毛ばたきで丁寧に花粉をつけました。
伊藤さんは「例年に比べ少し開花が遅かったですが、このまま暖かい気温が続けば、高品質の桃ができると思います」と話しました。
人工授粉の作業はあと2~3日続き、6月上旬から早生品種の収穫が始まります。