厳しい環境の中集まった高品質な出品物　春日井農業祭秋作農産品コンクール

［2024.11.22］

▲大根を審査する審査員

　当JAと春日井市は9日、春日井中央支店で春日井農業祭「秋作農産品コンクール」を開催し、市内農家91戸から柿やさつまいも、みかん、大根などの農産物356点が集まりました。
　今年は3月上旬の気温が低く推移し、4月は気温が非常に高く推移したことから果樹類の芽の動き出しが遅れたり、8月下旬は降雨の日が多く病害虫が発生したりと、作業を計画通りに行うことが難しい年となりました。
　審査講評では、今年の記録的な猛暑や残暑、カメムシ類の大量発生など厳しい栽培環境について触れた後、各部門で上位に入賞した各出品物の評価ポイントなどが説明されました。
　講評後、審査員長は「農業者と関係者の皆様が一丸となり、今後も安全安心なおいしい農産物づくりと地域農業の振興に努めていただきたい」と話しました。
　出品された農産物は翌10日の即売会で販売され、多くの来場客で賑わいました。

　審査結果は以下の通りです。（敬称略）
◎優秀賞△春日井市長賞＝長江千里（柿）△愛知県知事賞＝松浦靖浩（はくさい）△春日井市議会議長賞＝鈴木郁郎（かんしょ）△愛知県議会議長賞＝福岡忠雄（だいこん）
◎金賞△尾張中央農業協同組合組合長賞＝新田冨美子（柿）△尾張果樹振興会会長賞＝髙見堂晃義（みかん）△春日井農相委員会会長賞＝小川典子（キウイフルーツ）△愛知県農業会議会長賞＝鵜飼敏文（とうがん）△中日新聞社賞＝梶田正人（レタス）△愛知県農業協同組合中央会会長賞＝稲垣守（さといも）△愛知県経済農業協同組合連合会経営管理委員会会長賞＝森隆光（かんしょ）△愛知県農業共済組合長賞＝梶田博子（かぶ）
◎銀賞＝伊藤堅治（柿）・稲垣勇（柿）・稲垣榮一（柿）・梶田蔦枝（柿）・鵜飼正子（キウイフルーツ）・安藤邦彦（みかん）・右髙進（かぼちゃ）・かすがい農業塾（キャベツ・ブロッコリー）・長谷川美保子（かんしょ・小豆）・波多野文夫（菊いも）・鵜飼等（さといも）・森隆光（さといも）
◎銅賞＝小川典子（柿）・鈴木陽（柿）・永草美保（柿）・鵜飼敏文（柿・キウイフルーツ）・鵜飼正子（柿）・小原聰（柿）・髙見堂晃義（柿）・田中日出男（キャベツ）・梶田博子（小松菜）・小川典子（とうがん）・伊藤雅巳（はくさい）・河口恭広（春菊・だいこん）・樋口英治（かぶ）・佐々弘（かんしょ）・石黒哲代（かんしょ）・波多野文夫（かんしょ）・新田冨美子（かんしょ）・戸田克則（さといも）・稲垣好子（さといも）・野々川太郎（だいこん）・新田南海雄（だいこん）