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合言葉を決めて強盗事件を未然に  不二支店が防犯訓練

[2017.09.12]

    
 ▲女性職員を人質に取り拳銃を使って脅し現金を要求する犯人役の署員

 不二支店は12日、金融機関を狙う強盗事件を想定した防犯訓練を行いました。

 春日井警察署が協力し、支店職員13人が本番さながら真剣な表情で取り組みました。

 訓練は、男性署員が犯人役を務め、一般客を装い入店。「こんにちは。どうかなされましたか?」と声掛けする女性職員を突然人質にとり模造拳銃を取り出して、「金を出せ!警察には通報するな!」と天井に向かって一発発砲し金を要求。支店長が渡した現金を持って逃走する想定で進められました。

 職員は役割に応じて、自動的に110番通報になる「防犯ブザー」を押したり、偽札を入れたカバンを用意したり、犯人の特徴を記憶するなど、それぞれの役割に沿った対応をこなし、確認し合いました。

 同支店も常日頃から防犯対策に備えており、来店者への声掛けを徹底し、防犯ブザーを押す合図として、犯人に悟られない何気ない会話のやりとりに聞こえる「合言葉」も決めています。カラーボールを投げる係や犯人の人相を覚える係など役割分担もしています。

 訓練後、同署生活安全課の署員から「知らせる・待たせる・覚える・追いかけることが重要。来店者への声掛けや防犯意識としての警戒心を持ち、客を装い下調べにくる強盗も〝近寄れない〟と思わせる店づくりが大事」と講評を受け、対応策を学びました。

 カラーボールの投げ付けに関しては「犯人の体に当てるのではなく、足の手前あたりの地面を狙い破裂させ中のインクを浴びせるのがポイント」とコツも話しました。

 高橋雅仁不二支店長は「常日頃の防犯意識が今日の訓練で活かせれた。年末に向けて今の自分たちの技量を確認できる良い機会だった」と対応を確認しました。

 同署によると愛知県下で今年8月末に三河地方の郵便局で強盗事件が1件あり、防犯ブザーや車両ナンバーの記憶、110番通報など同局員の迅速な対応により犯人の検挙につながっています。

 
 ▲犯人役の署員が拳銃を取り出し女性職員を人質に取る
 
 ▲犯人の背丈や体格、服装や人相などを職員らと確認する署員
 
▲ 訓練後、犯人役の署員も一緒にあいさつ
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